日本の当たり前は世界の非常識?
日本で普段さり気なくしていること、普通に過ごしている中で行っている行為が、実は海外では非常識でありタブーの行動である場合があります。
特に、日本では非常識ではなく、ごく当たり前の行為であっても、海外では非常識になってしまうのです。
うっかり海外でそんなことをすると、最悪の場合トラブルの火種となってしまい酷い有り様になってしまいことも・・・。できれば旅はトラブルなしでスムーズに終えたいものです。
そのようなことにならないために、旅に出る前に世界のNG、タブー習慣について、最低限覚えておきましょう。
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写真を撮られるときのNG習慣
あなたは写真を撮られるとき、どんなポーズをしますか?やはり王道はピースサインでしょうか?写真を撮られるとき、とくにこだわりがない場合は、ついとっさにピースサインを出してしまったりませんか?
実はこのピースサイン、国によってはNGである場合があるのです。それがギリシャです。ギリシャではこのピースサイン、相手への侮辱に当たるサインだそうです。世界的に王道だと思われていたピースサインが、まさかの侮辱のサインなんて恐ろしいですね。ギリシャを訪れるときは、うっかりやらないように注意してください。
また、同じピースサインでも、相手に手の甲を見せ、自分に手のひらを向けるピースサインがNGの国もあります。基本的にイギリスなどのヨーロッパ諸国にこのピースサインがNGの国があるようです。
相手に手のひらを向けるピースサインそのものは、勝利を表したりなど良い意味なので使って大丈夫だそうですが、それを裏返しにすると侮辱のサインになったり、性的な意味に変わってしまったりするそうです。日本ではどちらのピースサインもOKだから驚きですよね・・・。特に若い女性は裏ピースする人が多いので要注意です。
また、ギリシャでは手のひらを相手に見せてパーの形にするのもNGだそうです。相手の顔に泥を塗るという意味だそうです。パーもチョキもギリシャではダメ・・・となると、ギリシャでは手でポーズを決めるのではなく表情を変えたり、全身を使ったポーズで写真を撮るのが良さそうです。
そして、ピースサイン以外にもついついやってしまいそうなポーズと言えば、親指を立ててGOODのサインとか、親指と人差し指をくっつけて丸を作るOKのサインなどではないでしょうか。写真を撮られるときってピースサイン含め、ポジティブな意味のあるポーズをとりますよね。
しかし、このGOODのサインもOKのサインも、国によってはネガティブな意味になってしまうこともあるそうです。GOODサインは中東・南アフリカ・南アメリカ諸国がNGだそうです。基本的に南に行ったらGOODサインはNGと思って良いでしょう。国によって意味は変わってきますが、これらの国では性的な意味だったり、相手を侮辱する意味に変わったりするそうです。
そしてOKサインはフランスやギリシャと南米ではタブーです。OKサインの丸の部分は、ゼロの形にも見えますよね。フランスではゼロは無能であるという意味にとらえられるそうで、相手に向けてそのようなサインをするということは相手に対して役立たずといっているようなものだそうです。さらに南米では厄介なことにこの丸の部分がお尻の穴などを意味し、侮辱のサインとなったり、そのほかにも、自分が危険人物だと表すサインになったりもするそうです。
芸能人の影響でこのポーズをする人が多くなっていますが、フランスやギリシャ、南米の国ではしないほうが良さそうです。
男女に関係する海外のNG習慣
まず、男性に注意してもらいたいのが、イスラム圏では女性に話しかけてはいかないということです。
イスラム圏では、家族以外の男性には素顔を見せないし、話もしてはいけないという国が多いです。ナンパ目的はもちろんですが、道に迷ったり、なにかを尋ねたりするときも、女性に話しかけてはいけないのです。場合によっては警察に通報されたり、最悪の場合命を狙われる可能性もなきにしもあらずです。
イスラム圏では基本的に女性ではなく男性に話しかけるようにしてください。
因みに、原則的に写真もNGなので、写真を撮るときは女性が写らないようにしてください。
また、女性にも注意してもらいたいことがあります。
それはレディーファーストにきちんと従うということです。日本では残念ながらあまりレディーファーストをしてくれるような紳士的な人はあまりいません。その分お互いがお互いを思いやるというのが一般的です。
しかし、海外ではレディーファーストを当たり前にしている非常に紳士の多い国もたくさんあります。
日本人女性はレディーファーストにあまり慣れていない人が多いので、戸惑ってしまうかもしれませんが、もし海外でレディーファーストをされたら、遠慮して断るのではなく、きちんと従うのがベストです。断るのは相手のプライドを傷つけたりなど失礼にあたります。もちろん、レディーファーストをされたらきちんとお礼を言うとさらにGOODです。
街中でしてはいけないNG習慣
日本ではOKだけど、海外では街中ですると変な目で見られたり失礼にあたるようなNG習慣をご紹介します。
まず、可愛い赤ちゃんや子供と接する時あなたはどうしますか?つい頭をなでてしまう人もいるのではないでしょうか?やはり可愛い子供の頭ってついつい撫でてしまいたくなるものです。日本では愛情表現でもありますが、海外ではNGの場合もあるのです。
頭を撫でることがNGなのはタイです。タイはバックパッカーだけでなく、普通の海外旅行でも人気の国ですし、要注意です。
タイでは頭は神聖なものだとされています。特に子供の頭は精霊が宿る場所とされているため、撫でることなんて絶対に許されていないのです。なので、タイを訪れたときは、どんなに可愛くても子供の頭を撫でるようなことはしないでください。
また、誰もがやっているであろうガムの食べあるき、実はシンガポールではガムを噛むどころか持ち込むことすら許されていません。ガムを所持しているのが見つかると多額の罰金をとられる場合もあります。予算が限られているバックパッカーの旅では、このような無駄なところで費用がかかってしまうのは結構痛いです。シンガポールに行くときは、必ずガムを捨ててから行きましょう。
シンガポールにはまだNGがあります。それは公共機関での飲食が禁止されているということです。日本では、公共機関で食事するのはさすがに変な目で見られてしまいますが、飲み物を飲むくらいなら結構普通にやっていますよね。しかし、シンガポールではNGです。ペットボトルの飲み物を持ち歩く場合も必ずかばんにしまって、絶対に公共機関では飲食しないようにしてください。
シンガポールは街の景観や環境、安全性を守るために、このような少々細かいNG習慣がいくつもあるようです。
そして、欧米ではトイレのドアをノックするのもNGです。日本では人が入っているかどうかわからないときに、確認する意味でトイレのドアをノックしますが、欧米でやると怒られたり変な目で見られます。その理由は、早くトイレから出てこいと相手を急かしてしまうからです。もしも使用中か確認したいのであれば、ノックするのではなく直接トイレのドアノブを回して確認してください。
まだまだたくさんあるNG習慣
世界にはまだまだ日本ではOKでもその国ではNGという習慣がたくさんあります。数えきれないほどありますし、全てを頭に叩き込むのは結構困難です。
なので、最低限、訪れる国のNG習慣だけは旅をする前に頭に入れておくことがベストです。何ヶ国も旅をする場合は、直前に覚えるだけでもだいぶ違います。あなたが海外で恥をかいたり、トラブルの火種とならないためにも、しっかりNG習慣は理解しておきましょう。
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