晴天率の高い旅行の目的地10選。年間の降水日数が0日も!

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晴天率の高いおすすめ旅の目的地10選

旅先での天気、できることなら「晴れ」であってほしいものですね。最初から「晴れ」だと分かっていれば、心も荷物も軽くなるというものです。

そこで、世界各地の降水確率が低く、晴天率の高い地域や国の中から、観光地として旅の目的地にできそうな場所をピックアップ。おすすめの10か所をご紹介します。

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1. 「ハワイ」

ハワイ観光の中心地である「ホノルル」は晴天率の高さで知られています。時には空を真っ黒な雲が覆ってスコールのような雨も降りますが、それは雨宿りしている間に、島を巡る風がササ~っと吹き流して再び真っ青な空が戻ってきます。

海あり山あり、ショッピングもグルメもアミューズメントもある万能観光地なので、来る人を選びません。

旅慣れしてくると「え~、今さらハワイ?」とハワイを旅の初心者向けに考えがちですが、実際のハワイは奥深く、リピーターになり、ロングステイしてもなお味わいつくせない魅力でいっぱいです。

梅雨時や寒い季節の日本から脱出して向かうなら、もっとも手軽で失敗のない目的地になるでしょう。

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2. 「ヌビア砂漠・ワディハルファ」

エジプトの隣にある砂漠の国スーダン。なんと! 年間の降水日数が0日という地域があります。それがヌビア砂漠の町ワディハルファです。

砂漠だから雨が降らないのは当たり前かと思いきや、あちこちの砂漠は定期的に雨が降り、それが地下にたまってオアシスを作りだしているのです。ところがワディハルファは気温45度にもなる灼熱地獄でありながら、一滴の雨も降らないといわれています。まさにカラカラに乾ききった砂の大地です。

そんな場所に人の暮らせる町があること自体驚きですが、エジプトとつながる大河のおかげで生活が成り立っているようです。ただ、町から外れるとあるのは砂と熱ばかり。そんな荒涼たる熱砂の景色を見たいという人にはピッタリなサファリツアーがあります。

ある意味、ほかの地では決して体験できない「熱さ」を体験できるでしょう。

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3. 「ロサンゼルス&サンフランシスコ」

ロスはともかく、サンフランシスコは雨も降っていそうなイメージです。

降らないわけではありません。時折集中的に降る日もあれば、降りやすい時期もありますが、その降水量がしれているのです。ザーザーと降ることは少なく、サラサラシトシトが時々ある感じ。傘をさすほどではなく、ウィンブレのパーカーを被れば十分。

どちらの都市も観光面では、アメリカでも有数の楽しみ方のある都市です。西海岸なので、日本からの距離も若干近くフライト時間も短くてすみます。

アメリカのアメリカらしい朗らかさを、空気からも街からも人々からも吸い取れる、ハズれの少ない観光地です。

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4. 「グリーンランド・カンゲルルススアーク」

オーロラ観測を旅の目的に掲げるなら、晴天率は最重要ポイントです。実は世界各地でオーロラが出現する地域は少なくありません。ただ問題は、その出現率と晴天率の兼ね合いです。どちらも高くなければ、旅の日程の間に確実にオーロラを見ることは叶わないのですから。

そこで、おすすめしたいのがオーロラベルトの中でも北に位置するグリーンランド。「長いフィヨルドの奥の平らな場所」を意味するという「カンゲルルススアーク」は、内陸に位置し、山も近くにないため、海に囲まれたグリーンランドの中でも水蒸気の影響を受けにくいといわれています。

晴天率はグリーンランド内でも高いポイントを誇ります。氷床の上で地平線いっぱいのオーロラを観測するのはきっと最高の経験になるでしょう。

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5. 「ソウル」

日本からはもっとも「安近短」を満喫できる都市となりました。特に「安」の部分はLCCによる低価格競争のおかげで国内旅行よりもはるかにお得な状況が続いています。

現地での物価もお得感があり、観光あり、グルメあり、男女ともに楽しめるエステもありで、おすすめポイントは盛りだくさんです。

逆に「近いからいつでもいけるし」と後回しにされがちな観光地でもありますが、何度行っても素晴らしいものは素晴らしいし、おいしいものはおいしいし、気持ちい~ものは気持ちいい!

その上、日本の天気がグズグズしている時でも、ソウルはケロっと晴れてくれることが多いので、梅雨時期などの週末旅行先としても大いにおすすめです。

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6. 「ウルグアイ」

ブラジル・アルゼンチンと国境を接し、大西洋にも面するウルグアイ。世界一貧しい大統領が誕生したことでも話題になりました。

ウルグアイの人口の大半は首都であるモンテネグロに集まり、観光地も同様です。そしてこのモンテネグロの特徴が「風」にあります。常にビュンビュンと風に吹かれている町といった印象。

この風、時には海からの湿気を運び、雨を降らせることもありますが、多くの場合は町を通り抜けながら通りも家々も乾燥させていきます。

モンテネグロは物価が高く、ほかの南米の都市に比べると整然としていてヨーロッパ風を吹かせていますが、その懐に飛び込む者には暖かい、そんな場所です。英語があまり通じないのが難点ではありますが、南米初心者であっても「あ、ここならイケるかも」と思える都市です。

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7. 「テヘラン」

雨は降らないものの、伝統的な水路が発展していることと、潤沢な地下水があるため、都市部では水に困らない生活ができています。

「世界の半分の富と人が集まった」といわれる過去を持つだけあり、博物館や建造物などはゴージャスな見どころとなっています。町を離れれば、砂漠だけでなく聳える山々も迎えてくれます。

普通にツアーに参加する旅人が足を踏み入れる機会は少ない地域ですが、実は眠れる観光地といった感じで、かなりの見どころが人に知られず眠っています。博物館めぐり、遺跡めぐり、バザールショッピング、トレッキングなど、お天気に左右されることなく存分に楽しめるのが嬉しい場所です。

ただ、女性はグループでガイドをつけて、男性であっても個人よりも団体のほうが安全に行動しやすいでしょう。

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8. 「アテネ」

冬場は日本と同じくらいの降水量があるものの、それ以外の季節は極端なほど雨が少なく乾燥しています。そして暑い。

遺跡めぐりなど外の観光が多いため、アテネの雨の少ない天候は歓迎すべきところですが、なんせ日射しが強く、それを遮るところが少ないという現実があります。

乾燥と紫外線とで、唇はガサガサ、肌はピリピリするようなつらさを体験する可能性もあります。アテネ観光では、体の内側も外側もしっかりと水分と紫外線ケアを忘れず、雨は降らずとも日傘を持っていきたいところです。

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9. 「モロッコ」

アテネ同様に地中海沿岸に位置し、乾燥した晴天の日が多い観光地です。

同じ地中海に面していても、そのヨーロッパ側かアフリカ側がで町の様子は一変します。

モロッコはイスラム国。色合いは黒と白と青のアラベスクになり、町を歩く女性たちの肌露出率も限りなく0%に近づきます。

見どころもグルメも楽しみいっぱいですが、女性にとってはちょっと観光しにくい部分があるのが玉に瑕。

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10. 「北京」

中国の首都「北京」も意外にも雨が少ない都市です。ただ、だからといって晴天率が高いかというとそれには「スモッグ」の影響から「No」。

地下鉄やツアーバスを使っていれば空気汚染という天候不良はあまり影響を受けませんが、徒歩やローカルバスを使うと直撃されます。また、タクシーも運転手のタバコ害を受けるので、愛煙家でなければやっぱり嬉しくないでしょう。

観光名所は時間をかけてガッツリと見たくなるような「紫禁城」や「博物館」などが多く、個人で巡って空気の悪さと闘うよりは、ツアーバスでヒョイヒョイと移動するほうが得策かもしれません。

雨のための傘はあまり必要ありませんが、夏の紫外線避けには必要。またマスクやメガネも必要です。

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まとめとして

必ずしも、「降水量が少ない」=「晴天」ではありませんが、観光のしやすさを中心に考えれば、どちらもプラス要素であるのは確かです。

雨が似合う景色も世の中にはありますが、旅人の立場としては「晴れ」こそが旅の必須アイテム。特に「浮世を離れたい」と向かう旅先では「カラッ」と晴れた空に迎えてもらいたいものです。

この「晴天率10選」を、傘いらずのピーカン旅行地選びの参考にしてみてください。

 

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Category: 旅の豆知識